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Forex Dealer Stories
【マーケットは「売り」「買い」どちらが大切か?】(No.1)



日経BP書店 書籍紹介-ドル円ユーロ投資入門 Since 2002/July/21
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 2002年7月14日(日)

 マーケットは「売り」「買い」どちらが大切か?

 この話の内容は、いずれ、そのうちに書こうと思っていたことなのですが・・・。

 今、このタイミングでメールマガジンで配信すると、いかにもマーケットの「円高トレンド」をあおると言うか、現在のマーケットの動きに迎合していると言うか・・・。
 おもねるようで、嫌だったのです。

 ですから、マーケットに落ち着きが出て、「膠着状態」になるのを待っていたのですが、【126.30】を割り込んでからの「円高トレンド」は、思っていたよりも急激でリバウンドが少ないようです。

 なかなか「膠着状態」にはなりません。

 メールマガジンを開始するにあたって、開始する前に、どんなことを書こうかな、と考えます。
 その際に、このことは、あらかじめ書こうと考えていたコンテンツなのです。

 一般的な、知識や考え方として、きちんと伝わるようにしたいと思っていました。

 その意味では、マーケットが落ち着いているときに書くほうが無難な内容です。ですから、メールマガジンでは、いずれ近いうちに配信するということで、まず、こちらに掲載しようと思います。

ライン

 新たに外国為替取引をすることになった人たちに、私は、よく質問をしてみます。


 「マーケットは『売り』『買い』どちらが大切か?」

  ほとんどの人が、
  「同じ。」
  と答えます。

  あるいは、
  「同じじゃないんですか?」
  と逆に問い返されます。

  「答えは、『売り』。」
  と私が言うと、

  「どうしてですか??」
  と不思議そうに訊いてきます。


 『ドル円相場』の場合、ドルの上昇はゆっくりで、ドルの下落は速い。

 これは、なぜなのか?
 それなりに、自分で考えている理由はあるのですが、それは後で書くとして、とにもかくにも、理由は何であれ、
ドルが上昇するときは、ジグザグを繰り返してゆっくりと上昇をするし、ドルが下落するときは、ストンと、一気に落ちる。

 このことは、つい最近の相場を振り返ってみても納得がいくのではないでしょうか?

 しかし、このことは、今回に始まったことではなく、いつもそうなのです。

 『ドル円相場』が固定相場制から変動相場制に移行して以来、そうであったと言っても過言ではないでしょう。

 少なくとも、過去20年程度のチャートを確かめれば、誰も否定できないことでしょう。

 ところが、このことは、特に『ドル円相場』に限ったことではないのです。

 外国為替相場には、値段が上昇するときはゆっくりで、値段が下落するときは速い、といった傾向があります。

 ドルの値動きと言わない方が良いでしょう。
 英国ポンドや、オーストラリア・ドルにも同じような傾向―――値段が上昇するときはゆっくりで、値段が下落するときは速い、といった傾向―――があるからです。

 『ドル円』の取引は、
 1ドル=何円
 といった形式で行われます。
 つまり、『価格の上昇』は『ドルの上昇』であり、『価格の下落』は『ドルの下落』になるわけです。

 これに対して、英国ポンドや、オーストラリア・ドルの場合は、『ドル円』の取引と違って、
 1ポンド=何ドル(米ドル)
 1オーストラリア・ドル=何ドル(米ドル)
 といった形で取引をします。

 
一般論として、相場の場合、価格の上昇はゆっくりで、価格の下落は速いといったことが言えるのでしょう。


(続く)


 ご参考に、
 『ドル/円』のチャート(Monthly)
 『ポンド/ドル』のチャート(Monthly)
 『オージー/ドル』のチャート(Monthly)
 を掲載します。




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