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東京の小鬼たち No.2
Since 2002/July/17
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 大竹さんからの電話は、それから2時間以上経ってからあった。

 「もしもし、大竹です。」

 「あっ、梅田です。
 今帰ってきたの?
 こっちが今12時半だから、東京は夜中の1時半かぁ・・・・・。」

 「うん。
 今帰ったところ。
 なんだよ?
 梅田、何かあったのか?」

 「いや、ぼくじゃぁないよ・・・・・。
 大竹さんのことだよ。
 大竹さん、辞めるんだって?」

 「ああ・・・・・。
 そっか・・・・・。
 梅田には、話してなかったんだなぁ・・・・・。」

 「そうだよ。
 さっき、秋山から電話があって、秋山が教えてくれたんだから・・・・・。」

 「そっか、そっか。
 悪い、悪い。
 うん・・・・・。
 そうだ・・・・・。
 俺、辞めることにしたんだ。」

 「どうしたの?
 何かあったの?」

 「うーん・・・・・。
 一言じゃぁ言えないしなぁ・・・・・。
 まぁ、いろいろあったんだけど・・・・・。」

 「・・・・・。」

 「今度、近い内に、ニューヨークへも行くんだ。
 その時に必ず、梅田のところへ顔を出すよ。
 その時に話すよ・・・・・。」

 「えっ、こっちに来るの?
 なんで・・・・・?」

 「だから、説明するのに時間がかかるから、面倒だから会ってから話すって言ってるだろ!」

 「・・・・・。
 あっそう・・・・・。」

 「2週間後くらいには、ニューヨークに一度寄れると思う。
 連絡するよ。」

 「うん・・・・・。
 わかった・・・・・。」


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 ニューヨークのマンハッタンから、アッパー・ステートといわれる北の郊外へ向かうには、グランド・セントラル駅から鉄道を使う。

 このグランド・セントラル駅は歴史のある古い建物で有名なのだが、この駅の中に「オイスター・バー」というこれまた古くて有名なレストランがある。

 大竹さんと「オイスター・バー」で待ち合わせた。



 「おお、梅田、久しぶり。」

 「ご無沙汰してます。」

 「梅田はこの店に来たことあるか?」

 「いや、有名だから、あるのは知ってたけど、ここで食べたことはない。」

 「そっか。 まずは食おう。」

 「いいですよ。」

グランド・セントラル・ステーション
ニューヨーク グランド・セントラル・ステーション
NY Photo Archives
N.Y. Loves You


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