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仲値
(なかね)

TTM


 銀行が、個人などの顧客取引や、十万ドル未満の外国為替取引をする際の基準レートとして用いる外国為替レート。

 『公表仲値』、『公表仲値レート』、『TTM』などとも呼ぶ。

 現在は、それぞれの銀行で、自分の銀行の「仲値レート」を設定している。

 以前は、大手都市銀行が、持ち回り制で、東京市場全体の『
仲値』を決めて、東京市場の参加者は、そのレートを使用していた。

 このやり方は、『仲値』決定に際して、不明瞭な取引が行われるなど問題点が多かった。

 それで、それぞれの銀行の責任で各行の『公表仲値レート』を決めるようになった。

 東京市場の場合、一般的には、9時55分ごろのレートを参考に『仲値』を決めているが、上記の通り、各銀行の責任で決めているので、必ずとは言えないし、各銀行によって『仲値レート』は微妙に違う。


 “TTM”と言った場合の“TT”は、“Telegraphic Transfer Rate”の省略で、「電信相場」のこと。
 “TTM”は、“Telegraphic Transfer Middle rate”の略語。



→【仲値が足りない?】
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sep25.htm


ロイター・ページ
公表仲値レート:東京三菱UFJ銀行





仲値不足


 「仲値が足りない」とか、「仲値不足」という言葉が良く使われますが、その意味は、「仲値決済のドルの需給バランスで、ドルが不足している」ということです。
ですから、足りないドルをマーケット(外国為替市場)で、購入する必要があります。

「仲値不足」の場合は、9時55頃に向けて、ドルが上昇しやすくなります。


→【仲値が足りない?】
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sep25.htm





投げ売り


 「損切り」で「売る」こと。

 「損切り」で「買う」場合は、「踏む(ふむ)」もしくは「踏み上げ」と言う。





投げる

【投げ】


 相場に関連して「投げる」「投げ」と言えば、「損切り」で「売る」こと。

 「投売り」のこと。
 「投売り」をすること。


 「損切り」で「買う」場合は、「投げる」とは言わない。
 その場合は、「踏む(ふむ)」もしくは「踏み上げ」と言う。





700本


 「700本」は、7億ドルのこと。

 ($700,000,000.-)





7本


 「7本」は、7百万ドルのこと。

 ($7,000,000.-)





ナッシング

(Nothing)


 買いも売りもせずに、提示されたプライスを見送る場合に、建値をしてくれた相手方やブローカーに伝える言葉。





なんちゃって介入


 例えば、ドル円レートが下落基調で、当局筋(財務省や日銀など)が、それを気にしていたり、不快に思っている旨の発言が繰り返されている場合、また、暗に『介入』を示唆するような発言が繰り返されている場合、マーケット参加者は、『介入警戒感』を強く持つようになる。――― 当然、この場合は、当局の『ドル買い円売り介入』に対する『警戒感』―――

 こういった諸条件がそろった際に、「介入指定行」と目される大手邦銀や大手外銀が、インターバンク取引(銀行間取引)で、あたかも当局の『介入』があったかのごとく、激しくドルを買ったりすると、
「うわっ、! 『介入』だ!」
「『介入』かも知れない!」
と勘違いして、他の市場参加者があわててドルを買ったりする。

 しかし、本当は『介入』ではなくて、そういった【バカ買い】をした「介入指定行」と目される大手邦銀や大手外銀の【ドル買いの仕掛け】であって、あわてた市場参加者がドルを買う時には、その仕掛けた銀行は、『利食い』のドル売りを行っていたりする。

 あるいは、本当は、ドルを売りたいのだけれど、少しでも良いコストでドルを売ろう判断して、【『介入』をよそおった大量のドル買い】を仕掛けることもある。

 この場合は、仕掛けで、ドル円レートが浮き上がったところで、買った以上に大量のドルを売り浴びせることになる。

 瞬間的に、激しい売買が行われるが、本当は『介入』ではないので、長続きしない。

 仕掛けた銀行からすれば、
「『介入』!なーんちゃって・・・」
といったところだろう。

 それで、こういった行為を、隠語(スラング)で、【
なんちゃって介入】という。

 こういったことを聞くと、【なんちゃって介入】を行うと、いかにも利益が出そう(儲かりそう)に思うだろうが、実際に、仕掛けてみると、売ろうと思ったところで、充分なアマウント(金額)をさばけずに、自身がドル買いでつかまってしまったり、【なんちゃって介入】であることを見透かされて、誰もついて来ないために、ドル買いを仕掛けても、思ったほどドルが上昇しないといったこともよくある。――― 要するに、自分の買ったぶんだけしか、価格が上昇しない ―――

 そうなると、「買ったドルの値段(アベレージ・コスト)」よりも、その後で「売ったドルの値段(アベレージ・コスト)」の方が低いために、そのドル売りが自動的にロス・カット(損切り)になる。――― 要するに、仕掛けても『大損』になってしまう。アマウントを大量に行っているから、必ず『大損』になる。―――

 そういったこともよくあるので、仕掛ける側も、マーケットの状況を真剣に読んだ心理戦だ。

 外部から見ているだけでは、うまくいったのか、本当は大損したのか、絶対にわからない。





難平
(ナンピン)


 例えば、130円ニマル(130.20)で買って、さらに下がったところで、129円ハチマル(129.80)を買うと、平均レートは下がる。
 130.20と129.80を買ったアマウント(金額)が同じだとすると、平均レートは、130.00になる。

 しかし、129.80が買えるということは、129.80まで『相場』は下がっているのだから、実際は負けている(評価損が出ている)状態である。

 このように、実際には評価損を抱えながらも、平均レートを良くする売買のやり方を「
難平(ナンピン)」という。


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更新 2007年4月17日
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